高齢化社会において、近年，老後の備えとして、

1. 遺言，
2. 任意後見契約
3. 尊厳死宣言（終末医療に関する宣言）
4. ④民事（家族）信託契約に 関心を寄せる方が増えています。

1. 遺言には，①自筆の遺言と②公正証書による遺言があります。
2. 自筆遺言書の方式は、やや緩和されました。
3. 自筆証書遺言については、令和２年７月１０日から法務局で保管制度が始まりました。
4. 自筆遺言と公正証書遺言は，それぞれ違いがありますので，どちらを選ぶかは十分に検討する必要があります。
5. 任意後見契約には，関連契約として，①継続的見守り契約、②財産管理委任契約，③死後の事務処理に関する委任契約があります。これらの契約と一体として締結する人も少なくありません。

• 遺言も，任意後見契約も，尊厳死宣言も，本人の判断能力が衰えていたり，障害で自分の気持ちを表現できなければできません。
• まだ大丈夫だと思っていたために，タイミングを失った人もいます。思い立ったら早めに準備されることをお勧めします。
• 最近は，家族間における家族信託契約への関心が高まっています。遺言や任意後見契約より使い勝手が良いと言われていますが，いずれがよいかは、違いをよく知ってから決めましょう。
• これらの証書等の作成につき、ご本人のご希望に沿うものができるよう、お手伝いをさせていただきます。

詳細は，「業務内容」に説明していますので，ご覧ください。